素顔の先輩と甘い休息〜番外編〜


「好きなんだよ…。」


もうどうしようもなかった。


「翠央のこと…ずっと好きだった…。」


秘めていた想いを、ぶつけずにはいられなかったんだ…。


俺は、戸惑う翠央を近くに引き寄せて、ジッと見つめた。


ずっと前から、好きだったんだ……。


だけど、そういう対象として翠央が俺のことを見ていないのを知ってたから…


“幼なじみ”
それ以上には感じてないと思っていたから…


今まで何も言わなかった。


……というより、言えなかった。



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