素顔の先輩と甘い休息〜番外編〜

離れようとする翠央をしっかりと強く抱き締める。


“俺を好きになれよ”

その言葉に翠央は、ビクッと体を震わせた。


忘れてほしい…。
相沢先輩のこと…全て忘れて俺のことを好きになってくれたらいいのに……


そんな想いを抱きながら、翠央の髪をサラッと撫でた。


お前の辛い顔や悲しい顔は見たくないから…


そんな顔させる先輩とは、一緒にいてほしくねぇんだよ……。



< 50 / 229 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop