素顔の先輩と甘い休息〜番外編〜

「久しぶり…だな。」


「あの時はどうも。」


相沢先輩にぎこちなく返事をする。


異様にピリピリした空気が流れている気がした。


「そんなに急いで…どこかに行くんですか?」


俺は相沢先輩の走ってきた後方を見てみるけど、翠央がいる様子はない。


アイツ…
先輩に会いに行ったはずなのに、いねぇじゃん。


まさか、生徒が多過ぎて会えなかった…とか?



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