素顔の先輩と甘い休息〜番外編〜

「あ、そうですか。」


落ち着いて言ったが、内心、少しビックリしていた。

“秘密”って言われると妙に危険な香りがするのは俺だけか…?


しかも、相手はこの校内一の人気者の相沢先輩。



どう考えたって、危険だろ?


しかも、あのニッと口元を緩ませながらの笑みと、口振りからして、結構前から翠央と……



そう考えただけでも、胸がざわついてくる。



これから翠央は、秘密の場所で先輩と会って…


そのあと……



ダメだ……
考えると、気持ちが沈みそうだから、やめておこう。


< 75 / 229 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop