ケンカ友達に恋する17才。



…─っえ?


え…?




『よ……陽…ちゃ…ん?』





そう、そこにあったのは、紛れもなく中学の時、恋い焦がれていた人の作品だった。








私は目を見開いて、その絵を呆然と見ていた。









…─その時




『…初純?』




え……





振り返ると、そこにはあの頃よりだいぶ大人びたあの人の姿。









『陽ちゃん……』











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