ケンカ友達に恋する17才。
…─え、えぇぇ!?
なんで…?
ここにいるの?
「宮下陽平です。よろしくお願いします。」
陽ちゃんはみんなに向けて頭を下げた。
「宮下は留学していたので、中途半端な時期に転入したが、これからクラスメイトとしてみんな仲良くするように」
「は─い」
「じゃあ、宮下は─…、」
先生がキョロキョロと教室を見渡す。
「おぉ、吉田の横が空いてるな〜。宮下、吉田の横に座れ」
え…
ま…まさかの……
隣の席!?