ケンカ友達に恋する17才。


────………


放課後。


「おじゃましま─す…」


「入って、入って」


一登は二階を指差し、『先に部屋にいっといて』と言い、リビングの奥に消えていった。




小学生の頃、よく遊びに来ていた一登の家は、昔と変わらなかった。



私は階段を上がり、一登の部屋に入った。






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