ケンカ友達に恋する17才。


「見てれば分かるよ。中学の時、陽平もよくオレンジジュース飲んでた」


「………」


一登は真剣な顔で、私を見た。





「陽平のこと…好きか?」







…─ドクン。







「………」


私が口を開かないでいると、一登はさらに質問をしてきた。







「それとも…恭平…?」








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