ケンカ友達に恋する17才。
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あれから、何事もなかったかのように練習をこなし、夕飯の時間になった。
「え…」
「まじかよ…」
そして、みんなで食事をする食堂についた俺と一登は目を疑った。
「あっ、神崎君♪」
木原が普通に座ってカレーを食べていたからだ。
「美術部もここなわけ?」
「うん!」
ニコニコしている木原に思わずため息がでる。
「神崎君、表に出すぎだよ。宮下君がいるからって」
そう、少し遠くのテーブルにはあいつがいた。