ケンカ友達に恋する17才。


「私…、」


「………」


「…私……っ「初純…」



…─え?



俺の声でもない、初純の声でもない、少し低い声がした。



ゆっくりと振りかえると…



「探したよ、初純」





爽やかな笑顔で窓から顔を出した宮下がいた。








「陽ちゃん……」


「…宮下……」








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