ケンカ友達に恋する17才。


「練習…、どう?」

「あぁ…いつもどうりかな、」


俺と初純は水道の蛇口をひねった。


「初純」

「何─?」

「昨日の夜、何言おうとした?」

「へ!?」


初純は蛇口から水が流れているのも忘れて、俺の顔を見た。





「…なぁ…?」







俺は初純の目をじっと見た。



初純の目からは困っているのがよく伝わってくる。








「それは…」






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