ケンカ友達に恋する17才。
どうしよう…
あれこれ考えているうちに、港についてしまった。
「はぁ─…」
周りは屋台が並んでいて、とても華やかだ。
私はどうしようもなく、ただ歩いていると誰かにぶつかった。
「きゃっ」
「あっ、ごめんなさ……って、先輩?」
顔を上げると、そこには後輩の結衣ちゃんがいた。
結衣ちゃんは守ってあげたくなるような可愛い女の子。
今日も浴衣をきていて、また一段と可愛い。
「先輩も来てたんですね!」
「結衣ちゃんも?」
「はい!あっ、待ち合わせしている人がいるので、また今度」
「じゃあね〜」
結衣ちゃんはペコリとお辞儀をすると、いってしまった。
…本当いい子だな〜…