ケンカ友達に恋する17才。


私はそんなことを思いながら、港のはじっこにある公園のベンチに座った。


「はぁ─…杏理まだかな」



ケータイを開いても着信はない。



その時、大きな音が鳴り響いた。







ド──ン…ッ…









花火…始まったんだ…









「………」









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