ケンカ友達に恋する17才。


薄暗い公園が花火が上がる度に、明るくなる。









「…っえ……」







何度目かの花火が上がった時、私は見つけてしまった。









恭平と結衣ちゃんを。










「なんで…一緒に…いるの…?」








独り言を行っても届くはずがない。









そして、次の花火が上がった瞬間、私は目を疑った。







…─ド──ン………ッ…









「…………え…」










花火のせいで明るくなった一瞬。










2人がキスしているシルエットが浮かんだ。









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