ケンカ友達に恋する17才。


「初純〜…お前手加減ってものを知らないのか!」



「つい…、」



「…バカ……」



「恭平…」



恭平はフッと笑うと私をだきよせた。




「お前…本当にバカだな…」



「恭平…」









恭平の胸の音が聞こえる。

恭平の体温や匂いに包まれる。









「どうしてこんなやつ…好きなんだろ…?」









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