ケンカ友達に恋する17才。



ガバッ



俺はその声が聞こえるのと同時に、勢いよく顔を上げた。






トクン…

…トクン…ッ







抑えようとしても、心臓はせわしく動く。






サラサラなショートカット。

少し小柄で、でもすらりとした体型。

ひまわりみたいな笑顔。









「あっ、恭平、おはよう」










「…おはよう、初純」







だってこいつが俺の好きなやつなんだから。









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