ケンカ友達に恋する17才。



か…かわ…っ



「はっ!?」



自分の顔をペタペタ触ってみる。



「ぷっ…あとで鏡、見てみろよ♪」



そう言って、恭平はふでを私に渡し、立ち上がると部室に消えていった。









…─痛がってた。










悪いこと…しちゃった…。








私は自分の顔に何か書かれたことよりも、恭平の足の方が気になっていた。









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