ケンカ友達に恋する17才。



生徒達は一斉に行進を始めた。


初純もふらふらしながら、行進している。




「神崎君」


「ん?あぁ、木原」


グランドの半分まで来た時、後ろから木原に話しかけられた。



「初純…熱、ある」


「……やっぱりか」



どうりであんなにふらふらしているわけだ。








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