ケンカ友達に恋する17才。



「ありがとう、一登」



「いえいえ」



初純は早速、宿題を写し始めた。



一登はちらっと俺を見たかと思うと、ニヤッと笑った。



きっと、俺がノートを貸さなかったことを後悔していることをわかっているんだろう。



「〜っ//」



そう考えると、かなり恥ずかしくなって、ひじをついて初純を見ないように反対側を向いた。








「はぁ─…、」










なんでいつもこうなるんだろ…。









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