ケンカ友達に恋する17才。

●恭平side




「先生っ!!」



保健室の扉を思いっきり開けて叫んだのに先生はいなかった。




「…あ……医務テント…」




…忘れてた。






俺は大きく息をつき、真っ白なベッドの上に初純をゆっくりおろした。




そして、掛け布団をかける。




「……」




初純のおでこに手を置くと、びっくりするぐらいの高熱。










「……バカか…」









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