ケンカ友達に恋する17才。



俺は保健室にある冷凍庫から氷を取り出して袋につめた。




そして、ゆっくりと初純のおでこにのせた。






「…っん……」





初純は少し体をピクリとさせると、安心したようにゆっくり息をした。








こんなに熱あるくせに…


リレーなんか出やがって…。









…まじでバカじゃね―の?









…心配させんな…。










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