スキの魔法



う…そ…っ。




信じらんない…信じらんないよ…っ。




走って部屋を出る。






バタンッ!!!





思いっきり扉を閉めて、そのまま寄りかかる。




そして…、そっと自分の唇に触れた。




―――あたし…侑志にキス、された…。





今もまだ、唇の感触が残ってる。




体中が、ドクドクッと大きく脈をうっている。




――何で…こんな事…



< 11 / 365 >

この作品をシェア

pagetop