スキの魔法



「…久しぶりね」





そう言って母さんが笑う。





「お話があります。…いいですか?」





「どうぞ。」





綾の態度が前と違う気がするのは、気のせいか…?





でも、その態度に怯む様子を見せない母さん。





むしろ、笑っている。





何を考えている?





…そう思いながら、綾とソファに座る。






母さんが向かいのソファに座った。





< 167 / 365 >

この作品をシェア

pagetop