スキの魔法



放課後になり、いっそう騒がしい学校。





一体何があるんだろう…。





「綾。帰るぞ。」





小声で侑志に言われて、あたしは慌てて立ち上がる。





門を出ると、見慣れた車が見えた。





侑志の後に続いて、あたしも乗り込んだ。





これからの出来事に、不安になりながら。














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