女好き彼氏



あたしの身体を蝕んでる。


あたしは無意識のうちに自分の身体をかいていた。



イヤ……やめて!


あたしを苦しめないで!





無我夢中で身体中をかく。


「美夜……やめろっ」


身体をかく手を聖斗が止める。


やめてっ!

気持ち悪い……

気持ち悪い……

壊れちゃう……

痛いよ、苦しいよ、悲しいよ……




「星野くんを忘れたいの!!!」


そう叫んだら


聖斗が優しくあたしにキスをした。





< 136 / 310 >

この作品をシェア

pagetop