女好き彼氏
…………。
はぁ…………。
星野くんもこんなに優しかったらよかったのになぁ…………。
なんて。
絶対無理だけど。
あたしは光太に支えられながらふらふらした足取りで公園についた。
少し奥にあるベンチにあたしを座らせると光太が
「なんか飲み物買ってくる」と言って
あたしを置いて自動販売機まで走っていった。
「はぁ…」
光太には心配かけっぱなしかな…………。
って
今回は光太があたしをブンブン振り回したからなんだけど………。
まだちょっと気持ち悪いし………。