女好き彼氏
あたしはてるちゃんが出て行ったのを見とどけると、ゆっくりと頭を上に向かせる。
そして、青い空を見ながらハァッと息を吐いた。
あたし、今一人だ……。
あたしは何もない
青い空をジッと見た。
ポカポカしてる………
寝ていきそう。
あたしは自分の心が落ち着くまで眠っていようと思い、涙で腫れぼったくなったまぶたを閉じる。。
その時……
ギィィ
屋上の重い扉が開く音がした。
誰かきた。
あたしは少し目を開けて誰が来たかを確認する。
……………嘘……
星野くん?