女好き彼氏
校長室で
―――――ドンッ
「ふぇっ!」
痛い。
連れて来られたのは校長室。
幸いにも校長はお留守のよう。
そして今、あたしは
校長室の大きな机の上に乗せられたところです。
てか、なんで校長室?
「あの……なんで校長室?」
あたしはよくわからないこの状況に戸惑いながら、首を傾げて星野君に問いかける。
「校長いないし。鍵あるし。校長室に来たかったし。」
冷たく拗ねてるみたいな表情でそう言った。
あぁ……
そ、そうだったんだ。
な、んか理由がどうでもよかった。
あたしは心の中でそう考えると
ふぅっと小さく息を吐いた。
って………………