女好き彼氏
ただそんな不安が込み上げてくる。
もしかして
あたしと話をしたいってゆうのは………また別れ話ってこと…?
あたしの胸がズキズキと傷み出す。
だから最後にこんな優しいキスしたの?
あたしの目尻がどんどん熱くなっていく。
あぁ……
あたし…泣いちゃうのかな?
嫌だ……
泣きたくない。
泣いたらウザいって思われちゃうかも知れない。
だから……泣くな、泣くなあたし。
あたしは自分にそう言い聞かせ下唇を軽く噛む。
そしてあたしは
今、自分で出来る笑顔を優雅に向けて話し出した。