恋愛短編小説集


知らず知らず私は目を開けていた
呆然と

後ろは壁
逃げることもできない

キスされながら
私はチラリと彼の顔に目をやる

暗くてあまり見えないが
ぼんやりと彼のつむられた瞳がみえた


げっ!
ブサイク!!

無意識に頭に過った言葉
< 11 / 37 >

この作品をシェア

pagetop