恋愛短編小説集

続~兄編~


毛布を片手にリビングへと向かう

ソファーの上では佐奈が吐息をたてながら寝ていた


その寝顔を見ると…

俺は幸せな気持ちになる


佐奈は赤ん坊のようにうずくまって寝る癖がある

起きないようにゆっくりと毛布をかけ

俺はソファーの窪んだ

…佐奈のお腹の辺りにある空いたスペースへ腰を下ろした


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