love you
罪悪感
「お父さん!!!」
「うるさい!!近所迷惑になるだろう。」
お父さんゎ全くお母さんに目をやろうとしない。
そんなに私を怒りたい?
私ゎとっさに近くに投げ捨ててあった自分のかばんを近くによせ、
必死に携帯を探した。
あぁ、かばんの中をちゃんと整理整頓しておけばよかった。
やっとのコトで見つけると、119の番号を押した。
お父さんゎ相変わらず私がやっていることにたいして文句を言ってくる。
でもそんなの関係なかった。
目の前にいるお母さんを助けたくって必死だったから。
電話の向こうで落ち着いた女の人の声がした。
「どうなさいましたか?」
「お母さんを助けて!!」
「お母さんとあなたゎ今どこにいるの?」
「○○市の○○です!!今すぐ救急車できて!!」
「落ち着いて、落ち着いて。家の前で待っててください。今すぐ向かわせます」
そうして電話ゎ切れた。
やっとお父さんゎ状況がつかめたのか、お母さんの横にしゃがみ、お母さんの頭を持ち上げた。
「母さん!どうしたんだ?!寝てるんだろ?起きろ!!」
お父さんゎ必死にお母さんに呼びかけている。
「お父さん・・・
ゴメンナサイ」
「今ゎそんなコトいい!病院の人ゎすぐくるのか!?」
「あ!外出なきゃ!!」