続・ダイエット大作戦!
「そうなんだぁ~。」


「それでは質問はこれくらいにしましょう。」


先生がそう言うと「え~!」と女子たちが言った。


「あの、私は姫香お嬢様の執事でございますので、姫香お嬢様の近くの席にして頂くとありがたいのですが。」


「輝君て姫香ちゃんの執事なの~!?姫香ちゃん羨まし~!!」


輝の言葉で女子たちの視線が一気にこっちを向き、私は顔を赤くして俯いた。


「そっそうか。ちょうど百合宮の隣の席空いてたよな。じゃあ宗方はそこで、あと山田は百合宮の後ろの席な。」


先生がそう言うと、2人は鞄を持って席に着いた。
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