続・ダイエット大作戦!
コクンと頷くと輝は私をギュッと抱きしめてきた。


「俺は、絶対にお前を離さないから。」


「でも、会社の人達に迷惑がかかる……」


「大丈夫。俺がなんとかするから。」


輝は、そう言うと私にキスをしてきた。


輝が大丈夫と言うと大丈夫な気がして安心した。


ゆっくりと、離れ輝の顔を見ると切なそうに私を見ている。


「輝?」


「もう遅いし寝ろ。おやすみ。」


「おやすみ…」


(気のせいだったのかな?)


輝は、私の部屋から出て行った。



そして次の日、輝は屋敷から姿を消した。
< 160 / 170 >

この作品をシェア

pagetop