続・ダイエット大作戦!
2人だけになり、気まずい空気が流れる。


「姫香……本当にごめんな、俺自信が無かったんだ。社長になれるかどうか。ちゃんと姫香を迎えに行けるか…」


「じゃあ社長になれなかったら、ずっと会えなかったの?」


「いや、絶対に社長になって会いに行くだろうな。現に今、俺は社長となって姫香を迎えに来てる。」


輝は、そう言って私の頬に手を当てた。


「変わってないな、姫香。安心した。」


それは、私も一緒だった。


会わないうちに輝が他の人を好きになったら、と思うと胸が押し潰されそうになった。


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