続・ダイエット大作戦!
「ハァ~。」


俺はため息をついてその場にまた寝っ転がった。


「行かないでくれ。」姫香が晃一と回ると言ったときそう言えなかった。


この前みたいに自分の嫉妬心で姫香が傷つくのは嫌だった。


でも俺が言わなかった時、姫香は寂しそうな顔をした。


(どうすれば良かったんだよ…)


そう思いながら俺はため息をもう一度ついた。


礼二が思いついた良いことは何なのか文化祭当日まで知ることができなかった。
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