続・ダイエット大作戦!
「姫香大丈夫か?」


晃一は私を心配そうにやって来た。


「だっ大丈夫!」


「顔が強張っておるぞ。そうじゃ!」


そう言って晃一はポケットから1枚のハンカチを出した。


「良く見てるんじゃぞ。」


晃一がそう言うのと同時にハンカチから沢山の紙吹雪が出てきた。


「綺麗~!!」


「やっと笑ったのう。」


そう言って晃一はニカッと笑った。


「ありがとう晃一。いつも持ってるの?」


「執事喫茶の時にお客さんに楽しんでもらうために用意したんじゃ。」



(晃一らしいな~。)


「なっ何じゃ?」


私がクスクス笑っているのを見て晃一は顔を赤くした。


「何でもないよ。」


「そうか?」


晃一は疑いの目線を私に送ってきたが私は直ぐに目線を反らした。
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