猫山Cafeの猫山さん
私は呆れたように笑った。


「ごめんごめん…
悪気はないよ♪」


この小悪魔が!


あれからと言うもの、義樹は私の行動を逐一猫山さんに報告するようになった。


頼が今日何した、どうした、何食べた…


ってお母ちゃんか!!


まぁ猫山さんも嬉しそうに聞いてくれるし、私達の仲もより親密になれたから良いけどさ…


にしても、過保護なお母ちゃんが出来てしまった。


「そうだ!
兄貴が引退祝いしてくれるって♪
お腹すかせておいでってさ。」


「お腹はいつも空いてるから大丈夫よ♪」


冴が言って、皆笑った。
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