猫山Cafeの猫山さん
義樹とは友達。


恋の相談も出来るようになった。


義人さんの事でノロケたりもする。


でもこれからは、景子ちゃんの事でノロケられる日が来ちゃうかもしれないなぁ♪


私の念願が叶うかも。


「ありがとうございました。」


景子ちゃんが深々と頭を下げた。


「あの…これ…」


景子ちゃんは持っていた手提げから包みを取り出すと、義樹にたたき付けるように渡した。


義樹はもちろん、私達もびっくりした。


景子ちゃんは顔を真っ赤にしながら、教室から出て行った。


「…なんだったの?」


冴は呆然と扉の方を見つめている。
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