猫山Cafeの猫山さん
「と、言うわけで…
小池景子ちゃんです♪」


義樹は景子ちゃんを連れて猫山Cafeに現れた。


「義樹の兄の義人です。
よろしくお願いします。」


猫山さんと景子ちゃんは互いに頭を下げながら挨拶を交わした。


「猫さんは、頼の彼氏さんだからねー♪」


猫山さんが作ってくれた料理を並べながら、冴が言った。


私は猫山さんを見つめながら微笑んだ。


「素敵なお店ですね♪」


景子ちゃんが店内を見回しながら言った。


「でしょ?
これからも遊びに来てね♪」


私が言うと、景子ちゃんは嬉しそうに頷いた。


「すっかり店員みたいだな?」


義樹が笑った。
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