猫山Cafeの猫山さん
「そんな、別に…」


私が慌てて言うと、猫山さんがクスリと笑った。


「頼が店員だなんて勿体ないよ♪」


猫山さんが優しく言った。


「はぁそうですか…」


義樹は呆れ気味に笑った。


「はいはい、皆こっち来て!
乾杯するよー♪」


冴が料理の並べられたテーブルで手招きしている。


「皆持った?
はい、じゃあ…よっちゃん仕切って♪」


「丸投げかよ!?
…じゃあ、僭越ながら私が…
皆一年お疲れ様!!
これからもよろしく♪
乾杯!!」


「「乾杯!!」」


それぞれグラスを合わせながら笑った。
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