猫山Cafeの猫山さん

それから…

それから私達は無事高校を卒業した。


景子ちゃんは泣きながらも一生懸命送辞を読んでくれた。


三年間はあっと言う間だった。


入学して…


猫山Cafeで義人に出会って…


冴と賢人が幸せになって…


義樹が帰ってきて…


生徒会に入って…


義樹に大切な存在が出来て…


義人にプロポーズされて…


そして今、そんな高校生活から卒業しようとしている。


景子ちゃんがいれば、高校も義樹も大丈夫。


冴と賢人だって仲良くやっていける。


私だって義人がいれば幸せになれる。


長いようであっと言う間の三年間だった。
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