猫山Cafeの猫山さん
「なんで疑問形!?
あそこ危ないよ!」


冴がイライラしているのが分かる。


「危ないって…
ただのCafeだよ?
ちょっと入りづらいけど。」


私が困ったように笑うと、冴は呆れたようにため息をついた。


「じゃあ昨日は偶然入っただけなのね?
もう行かないわよね?」


冴が鋭い目つきで言った。


「なんでよ?
行くわよ?
月子さん毎日行ってるみたいだし。」


「はぁ?
ダメダメ!
絶対ダメ!!!」


そんなに首を振ったら目を回すだろうな。


なんて思っていたら案の定。


冴はふらつきながら前の席を陣取った。
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