猫山Cafeの猫山さん
私達は三人で座れるように、窓際のテーブル席に座った。


「ちょっと頼!」


冴が小声で言った。


「何?」


「良いお店じゃない!
猫山さんも…なんかカッコイイし♪」


冴、目が輝いてるよ…


「だからそう言ったでしょ??
噂なんて全然違うんだから。」


「でも驚いたよ?
頼ちゃんが連れて来てくれなかったら、一生来なかったかも。」


賢人は店の中をキョロキョロ。


「でしょ?
私の中で一番お気に入りのCafeだもん♪」


私が言うと、冴と賢人が顔を見合わせて笑った。


「…まだ二度目だけどね?」


冴って本当に意地悪!
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