猫山Cafeの猫山さん
「冴子さんは、頼さんを悲しませるような事はしませんよ?
だから大丈夫です。」


「…はい♪」


どうしよう、元気出ちゃった!


そういえば、最近「頼さん」って呼ばれてる。


なんだか特別な感じで嬉しい。


「冴が話してくれるまで待つことにします。
いつか話してくれるって信じます♪」


私が笑うと、猫山さんも笑った。


「こんにちわー♪」


冴の元気な声が響いた。


賢人も一緒だった。


「いらっしゃい。」


「はい、これ差し入れです♪」


冴が持ってきたのは手作りのクッキーだった。
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