猫山Cafeの猫山さん
「冴ちゃん…猫山さんの事好きだって…」


屋上は誰もいなかった。


「えっ?
冴がそう言ったの??」


驚いた。


猫山さんは冴が好きそうなタイプだけど、そんな雰囲気はなかった。


冴はある意味わかりやすいから、好きな人が出来たらわかるのに。


「うん。」


「そう…」


それで賢人は元気がないんだ。


冴に好きな人が出来たから。


「…猫山さんが好きってことは、私達ライバルじゃん!?」


やばい!


冴が相手になるとは思わなかった!!


私はびっくりしてオロオロしてしまう。
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