猫山Cafeの猫山さん
「だからそう言ってるでしょ?」


賢人が笑った。


「うん…そうだよね。」


私も笑った。


そして、二人でため息をついた。


「…そっかぁ。」


私は空を見上げた。


どうしよう…


冴を応援してあげたいけど、私も猫山さんが好き。


賢人だって辛いはず。


「…うん。」


賢人も空を見上げた。


「でも…なるようにしかならないよね?
冴だもん、邪魔したくないよ。
…でも、応援も出来そうにないけどさ。」


「…俺も。
告白しとけば良かったな…」


賢人が深いため息をついた。
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