猫山Cafeの猫山さん
「さっ、私達も行こ?
冴が待ってるよ?」


私は足元に置いていた鞄を持った。


「…うん。」


賢人も鞄を持った。


さっきよりすっきりした表情をしている。


よかった。


私なんかで役に立てたのかは分からないけど、話を聞けて良かった。


賢人の事も応援してるんだから。



猫山Cafeに着いた。


着いてしまった。


中には冴と猫山さんの二人きり。


「入るよ?」


私が扉を開けた。


「…猫山さん、それ面白い♪」


冴が楽しそうに笑っていた。


あぁ、最悪のタイミングだったかな?
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