猫山Cafeの猫山さん
そういうと、猫山さんは私の手を取った。


あれ?


手繋いでる…


あれれ??


なんかこれって…


「なんだかデートみたいですね。」


思っていた言葉が聞こえてきた。


「え?」


今、猫山さんが言ったの?


私は呆然と猫山さんを見つめた。


「あっ、すみませんでした。
高校生が私みたいなおじさんと、手を繋ぐなんて変ですよね?」


猫山さんが私の手を離そうとした。


「離しちゃダメです!」


私は思わず叫んだ。


「…はい♪」


猫山さんは手を繋ぎなおしてくれた。


けど…


やばい、顔も手も全部が熱い!!
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