猫山Cafeの猫山さん
「あっ、やっぱり手を離してください!
猫山さんにとって、誰かと手を繋ぐことは大切な事なんでしょ?
私なんかと繋いじゃダメです!!」


私は慌てて手を離そうとしたが、猫山さんがより強い力で手を握った。


「猫山さん?」


なんか変なこと言っちゃったかな…


猫山さんも様子が変!


「僕が好きな人は…かなり鈍いみたいです。
もしくは、僕がタイプじゃないんでしょうか?」


猫山さんが困ったように首を傾げた。


えっ?


えっ!?


えー!!??


まさか??


本当に!!!???
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